スポーツ外傷

スポーツ外傷の症状

スポーツでのケガは大きく「スポーツ外傷」と「スポーツ障害」に分けられます。スポーツ外傷とは、転倒や衝突など一度の外力で組織が損傷するもので、いわゆる「ケガ」にあたります。これには打撲や骨折、アキレス腱断裂、肉離れ、膝の前十字靭帯損傷などが含まれます。これらは、相手との接触や体のバランスを崩したときに起こります。

一方、スポーツ障害は、長期間にわたる過度の運動による慢性的な炎症や組織の変化を指します。原因としては、オーバーユースや過負荷、筋肉の柔軟性不足、関節の過度の弛緩性、骨格アライメントの異常などがあります。これにより筋筋膜性腰痛、アキレス腱周囲炎、ジャンパー膝、腸脛靱帯炎、足底筋膜炎、腱板炎（野球肩）、上腕骨外側上顆炎（テニス肘）、疲労骨折、腰椎分離症、シンスプリント、オスグッド病（成長痛）、踵骨の骨端症、上腕骨小頭無腐性壊死（野球肘）などの症状が現れます。

これらのケガや障害を予防し、改善するためには、適切なストレッチやトレーニング、休息が不可欠です。早期に対処することで、痛みや症状の悪化を防ぎ、スポーツ活動を安全に続けることができます。

スポーツ外傷の治療・施術

スポーツによるケガは、痛みの緩和と根本原因へのアプローチを重視した施術で対応します。当院では、以下の方法でスポーツによるケガを治療しています。

手技（マッサージ）
ケガにより安静にしていると、筋肉や関節の組織が緊張して硬くなることがあります。この状態を放置すると、ケガの回復が遅れたり、慢性的な痛みの原因になることがあります。手技療法では、硬くなった組織をマッサージでほぐし、緊張を緩和します。また、身体にゆがみがあると同じ箇所に再度負担がかかり、ケガの再発を引き起こすことがあります。そのため、身体のゆがみを整える矯正施術も行います。

超音波療法
スポーツによるケガでは、受傷時に患部が炎症を起こすことが多いです。超音波療法の非温熱作用は、炎症時にも適用でき、炎症の抑制効果があります。これにより、炎症を抑えながら痛みを緩和することを目指します。

ハイボルト療法
ハイボルト療法では、高圧電気を用いて深部の筋肉や靭帯にアプローチします。この電気治療は、特に痛みの緩和に特化しており、ケガによる痛みを効果的に軽減することが期待できます。

施術方針

スポーツによるケガの治療では、痛みの緩和だけでなく、根本的な原因を改善し、再発を予防することが重要です。当院では、症状の緩和と共に、根本原因に対処し、再発を防ぐための施術を提供しています。

スポーツでのケガにお悩みの方は、ぜひひまわり接骨院にご相談ください。